有田焼染付食器を中心にお届け致します。茶碗、湯呑、皿、鉢等お楽しみ下さい。

うつわ処 七五郎
     七五郎の一言 その1
有田焼の食器       参考にして頂ければ幸いです。

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かなり独断と偏見によるものです

良い食器とは?


やはり陶器店を経営している立場のものとして最大のテーマです。
このさい価格は除外して以下のことを考えました。
食器は毎日使うものであるのだから、見た目がよく、飽きずに使え、丈夫で、使い勝手が良く、
収納性に優れ、多用途に使えるというところでしょうか。
見た目がよく   これは好みの問題だと思います。派手、地味、青磁、白磁と人それぞれでしょう。 
飽きずに使え   これもかなり個人差がありますが、地味な食器が飽きにくいのは事実のようです。
丈夫という点   有田の食器は安心してお勧めできます。
使い勝手と言う問題は   
やはりサイズの問題だと思うのです。適度な大きさと重さが扱いやすく、手に馴染み易いのは事実です。
飯碗、汁椀、湯呑、皿、鉢と種類はいろいろありますが、昔からの決まり寸法がそれぞれにあります。
長い年月の間に培われた知恵はやはり偉大です。
陶器店はこのあたりの感覚を、半ば本能的に感じ取ります。
大きい、小さい、軽い、重い、持ちやすい、握りやすいの手先の感覚にこだわるのです。
皆様は如何ですか?

収納性の問題は   

平凡な形こそ優れたデザインだということではないでしょうか。
変形食器もそれなりに楽しめますが、やはり収納性という点では考えておくべきでしょう。
5客の食器を食器棚に収納する時の目安として、鉢類は前後に置くとして、3客、2客に重ね、
皿類は5客重ねるというところでしょうか。

多用途に使える    

青磁、白磁の無地のものが1番でしょう。染付けのシンプルなタイプなら使い道は広いでしょう。
染付でも、古典柄をシッカリ描き込んでいるタイプは和のテイストが強くなります。
案外現代的幾何模様はいろいろ使えます。赤絵、錦はやはりTPOを考えた方が無難でしょうか。
最後に、レンジ、食器洗浄機には、上絵の食器はさけたほうがいいのではないでしょうか。
ガラス製品は勿論のことです。 

盛り付けは大鉢大皿か、それとも銘々に付け分けるか

おおむね年代で分かれるようです。
年配の方はやはり銘々に付け分ける場合が多い様です。
多品種の食材を少量ですがバランスよく摂取するように心がけている方が多いように思われます。
使用する食器も小皿が増えてくるようです。
比較的若い年代の家庭では、大鉢、大皿に盛り付け、取り皿でという場合が多い様です。
この場合、小さいお子様のいる家庭では、バランスよく食べるようにかなり注意されています。
油断すると好きなものばかり食べて、嫌いなものには手をつけないこともありますので。
皆様は如何ですか?
食卓の風景を想像するのも楽しいものです。


あなたは土物派、それとも磁器派?

これもかなり年代が関係するようです。若い年代層は土物、磁器を問わず自分の感性にあえば柔軟に
使い分けておられるようです。現在は土物全盛の時代ですから、土物が主流です。
土物が好きというより、流行に敏感という感じで、ファッション感覚という方も見受けられますが。
ある程度食器を使い込んでくると、染付食器に興味を持たれるようです。
機能性、デザイン等を考えると、日々愛用するのなら白生地が安心です。土物はやはり取り扱いには
かなり気を付けないといけませんから。
そして60才半ばを過ぎる頃から、赤絵に移っていくようです。
それでは土物といってもいろいろありますが、どの様な感じで推移するのでしょうか。
七五郎の個人的な体験では次のように変化していきました。
萩焼き、粉引きがまず手始めでした。次に興味を持ったのは備前、そして信楽、伊賀という順でした。
現在は唐津に興味があります。伊賀にたどりつくまでに15年ほどかかりました。
男性、女性によっても違うでしょうし、個人的好みの問題でもありますのでいろいろだと思います。
その時々の好みを素直に受け入れていくのが一番いいのでしょう。


花を活けるならやはり土物の花生けがお勧め


飾りで床の間に置いておくのなら、絵付けの花瓶でも良いと思いますが、花を活けるのなら、
まず、土物の花生けが無難でしょう。
絵付けの場合は、柄と花のバランスが難しく、かなり経験のある方でないと難しいと思います。
食器の場合は、染付磁器がおすすめですが、花生けはまた別問題です。
最近の住宅を考えると、飾りで置いておく場合でも、土物がいいかも知れません。
昔の和室のように、光が部屋に入らず、暗めの場合は、錦の花瓶も似合っていましたが、
採光がよく明るい部屋では、かえって土物の方が似合う様です。
当店でも、引き合いがあれば、何本かの花瓶を持って先方のお宅に伺うことがありますが、
実際に雰囲気を確かめると、土物に落ち着く場合が多いのです。
実際に花瓶を置いたイメージを頭の中で描くことができるようになるまでは
かなりのトレーニングが必要です。


花瓶の水漏れについて


磁器の花瓶が水漏れを起こす場合は、当店では、即返品です。止める方法はあると思いますが
過去に苦い経験がありますので、手を加えることはありません。
土物の場合は水漏れの程度に応じて考えています。
少々の漏れなら、根気よく花を活けてください。花のアクが付着し、そのうち自然に止まります。
自然に止まるレベルではない場合(一晩置いておいて、花瓶の周りに水が溜まる程度)
御飯をお粥を作る感じで水に入れ、ことこと煮込んでノリを作り、花瓶に入れて置きます。
少し間をおいて、ノリを出して、乾くまで待ちます。これで結構とまります。
尚、作業の前に花瓶をよく洗い、乾かしておいてください。
早く、完全に止めたい方は、防水油を使って下さい。
少量の油を花瓶の中にいれ、花瓶を回してムラなくかけてください。油が残れば拭きとって下さい。
ただし後に少々臭いが残ります。充分に乾燥させて下さい。
出来るだけ自然に止めることをお勧めします。
土物の花瓶は花を活けることで景色が変化していきますので、我慢できる範囲であれば
気長に待つべきです。

再び水漏れについて

「お問い合わせ」のメールを頂きましたが、「ご飯を煮込んでノリをつくり」の部分で誤解ありますので補足します

完全にご飯粒がなくなり、ノリになるまで煮込む必要はありません。
ご飯の量も飯碗に半分弱もあれば十分です。七寸くらいの鍋にタップリ水を張り、煮込んでください。
時々、チェックし水が少なくなれば、足して下さい。水はかなり蒸発しますので、ご注意下さい。
やがて、白濁してきますので、少しトロリとする程度まで煮込めばいいでしょう。
当然ですが、冷ませて下さい。熱いまま入れれば、花瓶が割れますので、ご注意!!
冷めたら、かき混ぜながら、花瓶に入れればいいです。
花瓶の中にご飯粒が入らない様に、花瓶の上にザルでも置きまして、ご飯粒を受けてください。
ノリを入れておく時間ですが、七五郎の場合は、一日はいれておきます。
それで漏れてなかったら、まず止まると思います。ノリを捨てて、しっかり時間をかけて乾燥させて下さい。
七五郎の自己流ですが、ここ暫くでも3本ほど処置しておりますが、うまくいっています。
最後に、ザルにうけたご飯粒は、七五郎では犬を飼っていますので、餌にしております。

花瓶と花台について

湯呑みに茶托がつきもののように、花瓶に花台もつきものです。
高級な猫足に透かし彫りのものからいろいろありますが、実店舗での経験から
花台について考えてみました。
あまり高級な花台は必要ではないと思います。
花瓶が作家物の大きいものなら、それなりに立派な花台も必要だと思いますが、
通常は板のものでいいと思います。それも厚板でなく、並板です。色は花瓶との相性ですので
紫檀調、黒檀調等であわせてみて下さい。
布製品もお勧めです。

当店では、以前徳島の藍染の花瓶敷きを扱っていましたが、どんな花瓶にもよく合い重宝しました。
腕に覚えのある方は、自分で作るのもいいでしょう。最近はネットで古布もあるようです。
特に土物の花生けは渋い染物がいいです。
磁器の絵付け花瓶はどちらがいいのか合わせてみて下さい。これは好みです。

食器を多用途に使うということ

当サイトでも和洋兼用、あるいは多用途という表現を頻繁に使っています。
これはかなり感覚の問題で、決まったセオリーがあるわけではありません。
和食器はもともとファジーなところがあり、いろいろ使いまわしができるのですが、
反面、間違うと厳しいという場合もあります。
その辺の感覚は、自分で食器を使い込み、雑誌等で研究して身につけていくものでしょう。
まず、焼き物に興味をもち、実際に料理を盛り付けてみること。
意外な発見があれば、新たな使い方もイメージできると思います。
出来れば、購入されたお店で、いろいろ話をするのがいいでしょう。
ただ、来客の場合は出来るだけ保守的に、かつセオリー通りが無難でしょう。
必ずしも同じ感覚の人ばかりではない訳ですから。
以前、数人の来客があった時に、揃いのコーヒーカップでなく、ばらばらのカップを
使われた方がおいでになりました。勿論それぞれかなり高級なカップを吟味して、
購入されたものです。
ところがそのお客様は、この家には数の揃うカップはないのかと勘違いし、
早速カップを購入し贈られたそうです。
処分するわけにもいかず、大いに困惑されたようです。
使い方を誤ると、相手によっては思わぬ誤解を生ずるということです。

ブライダル用の食器について

以前はホームセットという便利な商品がありまして、随分楽でした。
和食器一式、洋食器一式、洋酒セットでハイ全部OK
あとは茶碗と箸と汁碗で出来上がりでした。
最近は完全にバラ売りですので、1品1品吟味しながら、それぞれの食器の相性を考えながら
揃えていきます。ある程度のアイテムがなければどうしようもないという感じです。
基本的には
皿2種類、鉢2種類、を和食器の基本としてお勧めしています。
皿は4寸サイズと6寸サイズ。
鉢は4寸サイズと4寸5分から5寸のものです。
あとは8寸から尺程度の盛皿があれば新婚家庭では充分でしょう。
洋皿はケーキ、ミート、スープの3点あれば充分です。
コーヒーカップとケーキ皿は揃いのものがいいのですが、揃えない場合はケーキ皿は白がいいです。
和皿の6寸サイズがあればケーキ皿と兼用で使えますし、和皿の8寸サイズはミート皿でもつかえます。
和洋兼用で使う場合は、お店の方に相談の上で購入して下さい。
ご自分の好みだけで決めると失敗しますよ。
蒸碗、酒器、刺身皿等は必要なら購入する程度の感覚でいいと思います。最近あまり人気ないです。
グラスは大きめの280ccから300cc程度のものでしょうか。
ビール、水割り、焼酎、ジュース、アイスコーヒほとんどの飲み物に対応できます。
夏のガラス食器は青磁、白磁の陶器で兼用できます。和皿を購入するときに、どの程度
ガラス食器を揃えるのか、考えておくといいでしょう。
最近は飯碗、湯呑みもバラ売りになりつつあります。しかし最初は、お揃いの茶碗に、お揃いの湯呑みを
揃えて下さい。せめてこれくらいの形は残したいですから。
磁器にするのか、土物にするのか、派手柄か地味柄かいろいろ好みで楽しんでください。
皿類は地味に、鉢類は少し冒険して派手目に、という具合です。
ポイントは1度に全部揃えない事。少し足りない程度で丁度いいと思います。枚数も5枚にこだわらずに
2枚でもいいのではないでしょうか。ただし来客の場合も考慮して下さい。
頻繁に使う物は五客で揃えたほうが良いでしょう。
如何でしょうか?

新婚家庭の食器の購入手順

もう少し具体的に購入の手順をというメールを頂きましたので、少々追加します。
飯碗、コップ、急須、汁碗、箸をひとまとめに考えて、まず揃えて下さい。
飯碗、コップ、箸はペアで、来客用飯碗を少々、汁椀は五客で普段、来客兼用で。
次に、和食器をメーンに考えまして、
小鉢(四寸)、中鉢(四寸五分)、小皿(四寸前後で、やや深みがあればタレイレ兼用)和皿(六寸から七寸)の4点を。
これに焼き物皿、麺鉢があれば、基本的アイテムは揃います。多用途に使う事を考えて揃えて下さい。
たとえば、六寸皿は白磁、青白磁にして、フルーツ兼用に使うという感じで。
四寸五分サイズの中鉢は、スープ、サラダ等洋風にも使えますので、純和風でなく、和洋兼用タイプというふうに。

皿、鉢は五客、焼き物皿、麺鉢はとりあえずペアでも良いでしょうか。
酒器、蒸碗は必要であればという程度でしょうか。
洋食器はミート皿、スープ皿、ケーキ皿、コーヒー碗皿が基本的アイテムです。
朝食がパンの方が多いと思いますので、マグカップも是非忘れずに。
碗皿、ケーキ皿は来客時を考えていいものを、ミート皿、スープ皿は普段使いと割り切って
実用品にするのも良いかと思います。
たとえば碗皿とケーキ皿はボンチャイナで、皿類はチャイナでというふうに。
ただ、来客用、普段用と分けるのは大変ですから、少々高価でも、いいものを購入し、普段来客兼用で
長くお使いになるのをお勧めします。
来客に使える湯呑、茶托は、念の為という感じですが、最低限そろえておいた方が良いかも知れません。
フリーカップにコースターでも年代的に良いでしょう。いい年になればちゃんと揃えたほうが宜しいかと思います。
これに、土鍋、280cc〜300ccのタンブラーがあれば十分です。
最後に、一度に色々なアイテムを購入する事になりますので、かなり混乱すると思います。
まず、これだけは好みだから外せない、というアイテムを決めて、
それを中心に柄を合わせていけば、案外楽です。最後に全体のバランスを確認してください。
それぞれのアイテムは好みでも、並べたら相性が悪いという場合もありますので、是非、怠らずに確認してください。
頂き物も好みに合うようでしたら、ドンドン使ってください。
七五郎のページ上でも触れていますが、食器だけで綺麗というのは、いき過ぎです。少々物足らない程度に揃えて下さい。
最後に割れた場合の補充ですが、残念ながら現在の陶器業界の現状を考えれば、何年もの後に
補充できる可能性はほとんどないといっても言い過ぎではないと思います。

時代の流れ


新婚家庭用の食器の揃え方を前に書きましたが、消えていったアイテムもあります。
蓋付きの飯碗と蓋付きの湯呑みが揃いの柄で木箱に入った睦セット。
2膳入りの箸箱。
上の2点は店頭から姿を消してしまいました。
以前はまずこの2点を購入してから、他の食器を検討したものです。
他にも店頭からなくなった商品、或いは少なくなった商品は結構あります。
蓋向う、刺身鉢、8寸長角皿、酒器セット、茶器セット、蒸碗、
手頃な価格の美濃焼きの3寸5分、4寸、5寸の皿、3寸6分、4寸、4寸5分の鉢類。
実店舗でも、振り返ってみると随分商品が入れ替わっています。
考えてみると、有田焼の食器は、昔は庶民には程遠いものだったのでしょう。
今では、高級な食器があちこちで販売されていますし、デザインも随分垢抜けています。
本当にいいものが認知される時代になってきたのだと思います。

飯碗の大きさ

飯碗の径はおおむね身長の8%がころあいの大きさと言われています。
有田の飯碗の決まり寸法の4寸2分(男性用)から逆算すると、
155cm前後が標準身長ということになります。勿論これは徳川時代のことです。
体格が大きくなった現代人にはも少し大きめの飯碗が必要なのかもしれません。
皆さんが商品を選ぶ基準は、価格、デザインが中心だと思いますが、
サイズで考えてみるのもいいかも知れません。

お茶を美味しく入れる方法です。1度お試下さい。

急須に、お茶葉とほぼ同量の水を入れ、2,3分置いておく。するとお茶葉が水を吸うわけです。
その後でお湯を入れるのですが、水を含ませている関係でいつもの温度よりやや熱めにして下さい。
すこし手間がかかりますがお勧めします。

日本人はいつ頃から箸を使い始めたのか?

1説によると聖徳太子が始めたと言われています。
中国からの使節を歓迎する宴席で、箸も使えないのは恥ずかしいから
練習したのではないかと言われています。これが庶民に普及していったという説です。
それまでは、棒の端を削りスプーンのようにして、すくって食べていたのではないかということです。
因みに、箸の語源は、この棒の端のはしが変化して箸になったということです。
以上、問屋の営業の受け売りです。興味のある方は是非調べてください。

食器を手に取って使うという習慣は日本独特のものでしょう。


勿論コーヒーカップやスープカップの例もありますが,たいていの場合は
ハンドルがつくのが普通で、握ると言う感覚はやはり日本人の特徴ではないでしょうか。
それではサイズ的にどれくらいまでが限界か考えてみました。
おおむね径14cmから15cmぐらいではないでしょうか。
汁椀、茶碗、小鉢、湯呑といろいろありますが、
今までの経験から4寸5分前後というのはいい線だと思います。
6寸の丼を持ち上げて麺類をすするというのは少々無理で、
置いたまま食べるのが普通だと思います。
皆さんは如何ですか?

食器と食器の相性


洋食器は同じ柄で統一しますが、和食器は様々なタイプの食器で楽しむことになります。
この場合、問題になるのが食器と食器の相性です。一つ一つで見ればいいのですが
2つ並べるとシックリこないという場合はかなりあります。特に土物食器は個性が強いため
取り合わせが難しくなります。一般的には土物は何にでも使え、他の食器との相性もいいと
思われていますが、かなり個性が強く、使い方の難しい食器です。
結局は経験に頼るしかないのですが、染付食器はまず無難にお使い頂けます。
店頭に実際に置いてみるとこのあたりの感覚はよくわかります。
随分苦労しましたので。
皆さんも食器を購入するときには、どのような場面で使うのか、
手持ちの食器との相性はどうか等頭の中でイメージしてください。

食器のサイズに対する感覚

食器の大きさに対する感覚は訓練あるのみです。かなり時間がかかります。なまじ
男性の陶器関係者より、日々料理をする奥さん方のほうが鋭いのは当然でしょうか。
たとえばよくこの丼で、うどん、ラーメン兼用でという表現をしますが、厳密に表現すると、
使えなくはないが、使い分けたほうが美味しくかつ見た目きれいに頂けますと書くべきなのです。
うどんとラーメンでは求められる形状が全く異なりますし、基本的なサイズも違うのです。
そこはついつい売り文句で書くのですが、
それならばやはり大きいサイズでお勧めするべきだと思います。
6寸以下の鉢にラーメンを山盛りにしても、犬の餌ですから。
つまり料理に対してどの様な形状とサイズが要求されるのか、それを充分に考慮に入れて
お客様に説明するのかという問題なのです。
ただ雰囲気だけでは問題外です。1目見れば、或いはサイズを聞けば
把握できる程度の経験は最低限必要です。
皆様もネットでお買い物をする場合はくれぐれもサイズに注意してください。
食器は6割使い、4割は余白で残すのが基本ということを頭に入れておいて下さい。
それが、食べやすさと料理映えにつながります。  

漆器の取り扱い

七五郎は実店舗でも高級な漆器はほとんど扱っていませんのであまり関係のないことですが、
最近気になることがありましたので、少し書いてみます。
お店で漆器を触る時のことですが、皆様は指輪をはずしていらしゃいますか?
磁器は少々のことは大丈夫ですが、漆器はデリケートです。
触る時には指輪をはずし、指先をハンカチで拭うということを是非心がけて下さい。
そんな何気ない気配りは店主にも伝わると思います。
店主の顔も自ずからほころんでくるというものです。
思いがけないサービスがあるかもしれませんよ。

自宅で漆器を触る時にも、石鹸で手の油分を落としてからにして下さい。

お客様の嬉しいひとこと

なんといってもお客様から お宅で買った食器は使い易い このひとことほど
嬉しいものはありません。
日常で使う食器ですから飽きずに、使い勝手がいいと言う褒め言葉は
七五郎の無形の財産といっても言い過ぎではありません。
仕入れの折に実際に手に取り、このうつわには何の料理に合うのか、
盛り付けた時のイメージはどうか、
洗い易いか、重なりはどうか、重さはどうか、食器戸だなに収納しきれる形か
料理を引き立たせるデザインか様々なことを考えています。
デザイン性だけでは絶対に仕入れません。
日々愛用して頂いてこその食器です。

すこし控えめに

食器を購入する場合は、物足らない程度で、ちょうどいいと思います。
食器だけで充分満足できるというのは、いきすぎです。
大体これでいいのだけど、どうしよう?と考えてしまう、
こういうタイプが飽きずに長くお使い頂けます。

男性と女性の好みの差

これは厳然として、かつ超えがたい壁としてあります。
七五郎の実店舗でも、仕入れはだいぶ以前から家内にバトンタッチしています。
店でお客様とどれだけ長い年月接客していても解消されることはなく、
最近はますます感じるようになりました。
ただ、性差があるということを、十分に頭で理解していますので、
ある程度の対応はできます。
理解を超えた部分はギブアップです。
後は好きにしてくれと開き直るしかありませんね。
感覚的な部分は訓練では鍛えようがありません。
で家内の出番になるわけです。
男はつらいです・・・・・

選択に迷われたときには

人間だれでも何点かある商品から、購入する商品を決定する場合は迷うものです。
迷われたときには、1番最初にいいと思った商品に決めてください。
まず、はずれる事はありません。
第一印象というものはかなり大きな決定要素ですし、信頼すべきものです。
ご自分の感覚を大切にして下さい。
実店舗でも、お客様が最初にどの様なタイプの商品を手に取られるのか、注目しています。
あとでお勧めするときに、非常に参考になる場合が多々あります。

仕入れに経験は必要か?


結論から言えば必要ありません。
ただし、信頼できる問屋から仕入れるという条件つきですが。
窯元から直接買い付ける場合はかなりの知識や経験が必要です。
生地、釉薬、焼成、絵付け等に関する一通りの知識、それもかなり専門的な知識が必要です。
又商品の選別という難関があります。
おおむね20%程度の不良品が出るのは常識ですから、シッカリ検品しなければいけません。
問屋経由の場合は、このあたりの問題は解決済みですから、まず安心です。
それでも不良品が結構入っていることがありますので、油断できません。
後は、経験を積んでいけばいいのです。
そこで経験という問題ですが、主観と客観と言い換えてもいいと思います。
最初は誰でも自分の感覚を頼りに仕入れをせざるを得ません。
つまり主観に頼って仕入れるわけです。
10年程度いろいろ失敗を重ねていきますと、客観的な見方が身についてきます。
自分の好み以外の要素で、商品を見ることができるようになります。
つまり、ある程度好みを離れて、本来その商品がもつ味わいを理解できるようになるわけです。
この点では、ネットでもいろいろな方が出店されていますが、名店と言われるお店はさすがに
垢抜けており、参考にさせて頂いています。
このあたりが分かれ目でしょうか。
あくまでも自分の好みに合ったものを追及するのか
ある程度好みを離れて、商品そのものを素直に見るのか。
どちらの方が優れているのか、良いとか悪いという問題でもありません。
お客様の支持が得られた店が生き残るだけです。
それでは七五郎はどうなのか?
自分のことは自分では判らないものです。
そこで、問屋の営業マンに時折質問しています。
うちの店はよそと比較してどうなのかと。
オタクはチョット変わっていますから・・・・・・・・・。
??????????????。

漆器について

先日、お客様と暫く話し込んでいまして、気が付いたことを書きます。
年配のお客様で、かなりの食器の購入歴が有る方ですが、

汁椀、茶托の使用方法で気になりました。
家族の数が少なくなったので、汁椀はいつも同じ物ばかり使っているとのことでした。
5客揃の汁椀のうち、2客は毎日使うのですが、残りの3客は箱に入れたままだそうです。
この場合、面倒ですが、ローテーションで5客を同じ頻度で使うことをお勧めします。
毎日同じものを使えば、傷みも早くなります。順番に使うほうがいいと思います。
また、茶托も1枚か2枚だけ出しておいて、あとの3枚は箱に入れたままだそうですが、
この場合も5枚をローテーションでお使いになるようにお勧めします。
溜め塗りの場合は、色の変化もバラつきがでます。同じ条件でお使いになると、
同じ変化になり、いつまでも5客揃いでお使いいただけます。
靴や洋服と同じで、使い回す感覚が必要だと思います。

男性客と女性客

守備範囲の広さでは、圧倒的に女性客に軍配が上がると思います。
好みは好みとして、店主がすすめるものなら1度試してみようという柔軟性が、女性客にはありますが、
男性客は、この点非常に頑固です。
いろいろ話した後で、やっぱり自分の好みの範囲でしか購入されない場合が多いです。
反面、自分の好みの範囲なら、非常に詳しいという場合がほとんどです。
従いまして、男性客の焼き物好きの方は、接客せずご自由にどうぞという感じです。
ある意味楽なのですが。

絵付けについて

七五郎のサイトの中でも絵付けについては、いろいろな表現をしています。
「ザックリ」「品のいい」「丹念」「シッカリ」・・・等いろいろです。
勿論多分に主観的なもので、正式な基準などは、ありもしません。
大体の感覚で書いている訳です。ある意味、いい加減といえばいい加減です。
ただ、今までに、ある程度の数は見てきましたので、まったくいい加減なことでもないのです。
そこで典型的と思われるサンプルをご紹介します。

                      


小さい画像で判りにくいと思いますが、感覚的な違いはお分かり頂けると思います。
雀をモチーフにしているのですが、雰囲気の差は良く出ています。
柔らかく、ふんわりとしたタッチ。足先、くちばしの先まで緊張感のあるタッチ。
どちらも完成度の高い絵付けです。後はお客様の好みの問題です。
描き手の個性が感じられるというのが、味わいということだと思います。
何を見ても同じにしか見えないというのは、悲しいですね。
染付けというシンプルな色の世界でも、そのタッチ、濃淡でさまざまな
個性を表現することが出来るのです。

七五郎の好みの絵付け

兎をモチーフに描かれた6寸皿の兎の部分を切り抜いています。
基本的にはこのタイプが一番好みです。

     


丁度上の2枚の画像の中間という感じで、程よい繊細さとタッチの力強さが感じられます。
自分の好みを押し付けるのも、悪趣味でしょうか。

硝子食器について


硝子食器は決して丈夫なものではありません。
クリスタルは輝度もあり見た目は綺麗ですが、かなり脆いものです。
そこで、長くお使い頂く為に2,3点思いついた事を書きます。おもに使った後のことです。平凡な事ですが案外効果的です。
1、他の食器とはべつに片付ける。
2、食器洗浄機、食器乾燥機は使わない。
3、布巾で拭かず、うつ伏せて自然乾燥させる。タンブラーはコップ立てを使えば楽です。
4、鉢類は積み重ねる時に、入り込まないように注意する。洗う時にも重ならないように注意して下さい。
  収納する時に、もしピッタリくっつきそうな時は間にテイッシュ等をはさんでください
つまり、陶器類とは別に手洗いして、お盆の上にタオルでも敷いておいて、そこで自然乾燥させればいいわけです。
油汚れでない場合は、水洗いで十分ですし、少量の洗剤でも綺麗になります。
水気が切れるまで待ち、最後に、簡単に仕上げ拭きをしてください。夜洗った食器を翌朝片付ける感覚でいいと思います。
シーズンが終わって片付ける場合は、漂白しておけば、翌年も新品同様にお使い頂けます。
硝子食器は出来ましたら購入時の箱を捨てずに、収納する時に使った方が良いかも知れません。
翌年のシーズンまで使いませんので、食器を収納した箱を、さらに、新聞紙、包装紙で包んでおくと良いでしょう。
尚、漂白剤につきましては、環境に与える影響が大きいそうです。出来るだけ適量を守り効率よくお使い下さい。
あまり頻繁に使わずに、シーズンが終わった時ぐらいでいいと思います。

硝子食器の取り合わせ

硝子と言う性質もありまして、他の食器との取り合わせはかなり楽です。
思い切って色々なパターンでお試し下さい。
織部の八寸長角皿に硝子の小付けなども良いのではないでしょか。備前の向う付けにタップリ水を含ませて
お刺身を盛り付け、白磁の千代口に刺身のタレを入れ、切子の懐石杯というのもなかなか風情があります。
日々の食卓で青白磁や白磁と組み合わせるのも、ありきたりではありますが、涼やかです。
勿論、漆器との組み合わせも良いです。むしろ硝子食器だけで使う方が難しいのかも知れません。
思い切って、異素材と組み合わせて色々お試し下さい。

再び硝子食器の後片付けの件で

洗い桶の中にまとめて入れて、つけ置き洗いは避けて下さい。
非常に危険です。手をばっさり切って、医者通いの運命になってしまいます。
面倒でも1個1個洗ってはすすぎ、洗ってはすすぎを繰り返してください。
流水でヌメリがなくなるまで、シッカリ流してください。


年をとれば派手好みになるのですが・・・・


人間年を取れば、段々派手柄を好むようになるのは間違いないと思います。
ただ、一口に派手といっても色々あります。
元々派手好みの方の場合は、ド派手になります。赤、緑、黄色の配色で総柄にうっとりです。
赤濃、金彩であればOKでしょうか。
しかし、もとはシックな好みの方が、最近派手な物も良いようになったという場合は、また異なります。
基本はやはりシックで、少々色が入るという程度です。
基本的な好みはやはり一生を通じて変わらない様です。その人なりに、年とともに好みが変わる様です。

土鍋購入の参考にしてください

鍋といえば、四日市の万古焼きがもっとも代表的な産地です。他にも信楽、伊賀、有田といろいろあります。
それぞれ特徴がありますが、たいてい店頭で販売されている物は、万古焼きが多いでしょう。
生産量が多いだけに、価格帯もデザインもバラエティに富んでいます。ほとんどが型物ですが、1個2万以上の
手造りのものもあります。
伊賀、信楽も普及品から、手造りまで幅広くあります。最近大ヒットしましたご飯を炊く釜はもともと伊賀に昔から
ありました。伊賀、信楽は耐火性は高いのですが、生地が粗いので、使い始めには水が漏れる場合もあります。
昔当店で扱った商品でもありまして、火にかけると鍋の底から蒸気が出たこともあります。
あわてて産地に問い合わせますと問屋さんは落ち着き払って「そのうち止まるでしょう」とのんびりした答えでした。
使い始めに、米のとぎ汁で煮立てると効果があります。残りご飯をことこと煮込んでも良いでしょう。
最初は生地の臭いが料理に移る事もありますので、ひと手間掛けてください。
使い込めば貫入が入りますが、これも気にすることはないでしょう。
ところで、皆さんは土鍋を購入する場合、どこにポイントを置いて考えますか?
1、予算もあるので、価格第一に考える。
2、やはり、雰囲気、デザインで考える。
3、実際に手に取り、扱いやすさを確認する。
4、産地にこだわる。
他にも色々あると思いますが、今までの経験からひとつだけ書かせて頂きます。
「生地の厚さにこだわろう」ということです。はっきり言って、蓋の柄などはどうでもいいのです。
蓋を取り、生地の厚さを確認して購入すれば、まず大丈夫です。


最近の食器の大きさについて


前にも書きましたが、食器のサイズも時代と共に売れ筋サイズが変わっています。
以前は中皿といえば、五寸或いは五寸五分でしたが、最近では六寸サイズが中心です。
それより大きいサイズを購入されるお客様も多いです。
一皿に一品の料理ではなく、大きめの皿に2〜3品盛り付ける方が多いようです。
焼き物皿は以前の八寸長角ではなく、秋刀魚が盛り付けられるような長皿に変わっています。
型も、長角、小判型と色々あります。
飯碗、鉢類のサイズは以前の売れ筋より小さくなったように思います。
何故か考えてみましたが、結局日本人の食生活が豊になり、おかずの種類が多くなったのではないかと思います。
昔のように、ご飯や煮物、酢の物大量に食べるというよりは、さまざまな食材を少量づつということになりますので、
一品当たりの量が減り、結果食器のサイズが小さくなったのかも知れません。
この事情に明るい方は、是非お知らせ下さい。お待ちしております。

蓋付き湯呑の数は何客にするべきか


少し前にお客様よりお問い合わせがありました。
地域によって考え方にかなりの違いがあると思いますが、実店舗の経験で書いてみますので、参考にして下さい。
ずばり、5客プラス2客〜3客です。
やはり5客では数が足りない場合がかなりあります。
店でも「5客は有るのだけれど、後2〜3人分が足りなくて・・・」と来店されるお客様がかなりいらっしゃいます。
一度買えば買い直す事はないのだからと、10客購入されるお客様もいらっしゃいますが、10客までは必要ないようです。
少し余分があれば気分的に楽です。割れしろにもなりますし。
如何でしょうか。


プレゼントのご購入の参考にして下さい

プレゼントをご購入される場合のポイントにつきまして、簡単に書いてみます

ある程度自分の好みが反映されるのは、止むを得ないと思いますが、出来だけ相手の事を考えてください。
相手の好みは?シックか派手か。流行に敏感か、自分のスタイルにこだわるタイプか。普段の服装で大体の見当はつくと思います。
男性か女性か?考えることもありませんが・・・・
年代はどの程度か?20代前半。それより〜30代半ば。更にそれより50代前半。さらに60〜70前後。それ以上。
食べ物、飲み物の好みは?和食か洋食か。コーヒー、お茶、お酒の好みはあるのか。
趣味性のものか、実用品にするのか?
家族、夫婦で使う物か、或いはその人だけを対象に考えるのか?
いろいろ考えておくべきことがあります。ある程度の年代になると、さまざまな経験もあり、随分こなれてきますが
若い方のお買い物を見ていますと、自分用の買い物の延長線上でプレゼントも購入される場合がかなりあります。
自分の好み、スタイルは出来るだけ抑えて、相手のことを考えるのが、ポイントでしょう。

七五郎も感心した値引き交渉

随分昔のことですが、思い出しましたので書きます。是非参考にして下さい。
このページの中でもモットモ役に立つ一言かもしれません。
ある日、全く見たことがないお客様が来店されました。かなり熱心にご覧になり、また手に取り
このように言われたのです。
「おたくのお店は本当にいいものがありますね。どれもいいものばかりで目移りがします。特に
これとこれはいいですね。この価格でこれだけの品物はめったにありませんよね。欲しいのですが・・・・」
といいつつ実に真剣な目つきでお財布の中を確認しているわけです。
「お金がちょっと足りないかしら・・・・・・・・」
といいつつ、突然財布の中のお金を全部出して、
「やっぱり足りない・・・・・・・・・」
「でもこのあたりはたまたま来ただけだから、出直すのも出来ないし・・・・・」
「全部使うと後の買い物も少しはあるし・・・・・・・」
といいつつ、2000円程度を財布に戻し、残りのお金をテーブルに残し
「あつかましいけど、これではだめですか!!!!!!」
七五郎は思わず「あっ、それで結構です」といってしまいました。
ポイントは
お店、商品を褒める。
間違っても、「安くしてくれるのなら買います」などとは言わないこと。
一連の動作は気合を込めて。
あまりにも非常識な値引き交渉はやらないこと。二度とお店に行けなくなります。
この手は一度しか使えません。
後は、お得意様になれば、それなりにサービスがあると思います。
このあたりが個人のお店でのお買い物の醍醐味というところでしょう。
でも、七五郎の知り合いで、有名デパートで値切った人もいますので・・・・・・・
お試あれ!!!!!!

こんなお客様も昔はいらっしゃいました

これも随分昔の話ですが、印象に残るお客様です
ある日、まるで自分の家に帰るような、実にさりげない雰囲気で来店された方がいらっしゃいました。
七五郎「いらっしゃいませ」
お客様「うむ。湯呑を見せてもらおうか・・・・」
七五郎「普段用でしょうか、それとも客用でしょうか?」
お客様「ちょっと不幸があって。法事で使う湯呑をみせてもらおうか」
お客様はその後椅子にどっかり腰をおろして、悠然とタバコをふかし始めたのです。
七五郎は2〜3点サンプルをお客様のところまで持っていき
「特にこの湯呑がお勧めですが」とお勧めしたのです。
すると、ろくに商品も見ず、値段も確認せず、
「じゃあ、それを30ばかり包んで貰おうか。それから湯呑の下にしくやつも貰おうか」
同じようにサンプルをお見せしたのですが、ろくに見もせず、
「うむ、それも30ほどわけて貰おうか」
急いで、検品し、荷造りを終えると、机の上に1万円札が何枚かおかれていたのです。
お客様「それで足りるかな・・・・」
そしてお会計が終わると
「邪魔しました」と悠然と帰っていかれたのです。
まるで古武士の風格を感じさせるようなお客様でした。
今も印象に残っています。


色絵食器のレンジ、洗浄機の使用について

かなり議論の分かれる処ですが、七五郎では、色絵の食器のレンジ、洗浄機の使用はお勧めしません
それでは「使えませんか」とご質問があれば「使えます」とお答えします。
しかし「出来れば避けて下さい」と付け加えます。
その心は鉛毒と柄の剥離及び変色の問題からです。
鉛毒はレンジでチンする程度では問題はないのですが、やはり気分的には避けた方がいい気がします。
柄の変色は、実際には経験はありませんが、残念ながら、現代の顔料では、その可能性はあると思います。
ある作家の色絵の水滴ですが、空気にさらした状態で置いておくと、10年程で退色しました。
使わずに置いておくだけでも退色するのであれば、ハードな使い方をすればなおさらでしょう。
ちなみに、現在ネット上でも人気の作家です。
当店では、水滴の件で納得のいく返答がありませんでしたので、取り扱いはやめます。
残念ではありますが、自分の作った作品に責任がもてないようでは致し方がありません。
作家の色絵でもこのありさまです。一般の窯元の色絵の食器では、更に条件は悪くなります。
やはり丁寧に手で扱うのが正解ではないでしょうか。
最後に金の装飾があれば絶対にダメです。

メラミン食器と環境ホルモンについて

子供食器のコーナーでも触れていますが、メラミン食器は最近環境ホルモンの問題もあり、敬遠されています。
それでも使わざるを得ない場合もあると思いますので参考にして下さい。
細かい使用方法、洗浄方法、漂白剤の使い方等は、商品と一緒にメモが入りますので
それで確認できると思います。ここでは一点のみ書きます。
メラミンの食器には、薄い、透明の膜のようなものがコーティングされています。この皮膜が確認できるうちは
まず大丈夫ではないでしょうか。環境ホルモンの懸念もまずないといってもいいと思います。
ただ、梅干、ラッキョウのような酸性の強い物には弱いですし、カレーのような色素の濃い食べ物の場合も
色が染み込みやすいです。手早く片付けてください。


食器に張られているシールの取り方

お買上げいただきました食器にシールが張られていると思います。
最近は取り易い物になっていますが、それでもベタと貼りついてとれない事もかなりあると思います。
暫く水に漬けておけばいいのですが、手早く取れる方法を書きます。
まずできる範囲で丁寧にシールをはがします。すると表面の部分がはがれて、白い部分が残るわけです。
ここで、セロテープ、ガムテープなどを小さく切り、残ったノリの部分を丹念にペタペタと押えてください。
綺麗に取れます。お試下さい。


専門店でのお買い物は会話の上で

最近は何も言わず、何も聞かれず、気楽にお買い物をするほうがいい方が多いようです。
しかし、個人のお店でのお買い物は、できるだけ店主との会話を多くするようにお勧めします。
その店の経営方針等何となく感じられるものです。これは合わないと思えば、早めにお店を出れば
いいですし、それも会話の効用でしょう。
個人経営の経営者はやはりそれなりに経験もありますし、商品に関する知識もあります。
相談すれば大いに役に立つこともあります。
是非、役に立ててください。

少々気になる最近の新柄

当然ですが、毎月新柄を少しは見ているわけです。
気に入るかどうかは好みの問題ですから、致し方のない部分もありますが、最近少々気になります。
あまりにもデザイン重視になってきているような気がします。
特に形状という点で、斬新さを追求するのは結構なのですが・・・・・・・。
売れなければいけないのですから致し方がないといえばそれまでですが、
やはり使い勝手のよさ、収納性を考えると、思い切れない部分があります。
都会的で、オシャレな雰囲気というのも理解は出来るのですが・・・・・・・・・。
「温故知新」という格言があります。
伝統の殻を破るということも大切ですが、長い間に培われた知恵もまた大切です。
伝統を踏まえながらも、その上に独自の工夫を加えていくというのが、七五郎の好みではあります。
う〜ん。やっぱり年でしょうか。


鉛毒について

中国製の土鍋から鉛が溶出しまして問題になっています。もともと重金属の有害物質については、国内の窯元は充分に
承知していますのでまず問題ないのですが。
釉薬と顔料の問題ですが、共に焼成温度が充分であればきちんと定着して、有害物質が溶出することはありません。
どうしても気になる方は色絵の食器は避けて、染付にすれば問題なしです。
下絵ですので釉薬に保護されていますし、施釉してからの焼成温度は1,300度と高温での焼成ですから全く問題ありません。
一番警戒しなければいけないのは、上絵の施された土物です。どうしても焼成温度が低くなりますし、気になる部分です。
有田の土物は心配ないのですが、美濃や瀬戸の本格的土物は気になるところではあります。
上絵の食器で、発色が綺麗なのに焼きが甘そうと感じたら、避けたほうが無難でしょう。

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